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全4話 41,812字
謎の青い霧の拡がりによって、生活できる土地を大きく狭めることとなった世界。幼い頃に霧の中で親と生き別れた雪路は、再会を願って足掻き続けるも未だ叶うことはなかった。故郷の家具工房に迎えられ、平穏ながらも漫然とした日々を過ごす雪路。五度目の冬は、微かな変化の兆しを連れて訪れた――。 冬の日々を描いた短編小説を四話収録。
全5話+エピローグ 77,962字
前作『冷土にて ―冬の章―』の先を描いた完結編。 雪路を再び青い霧の中へ誘おうとする穂波の正体。そして、雪路に迫られた選択とは――。 前作のその後の日々を遼遠の視点から描く『均衡』、穂波の視点からその生い立ちを描く『紫陽花』『潮汐』など、短編小説を五話収録。